パルプモールド事業 PULPMOLD PRODUCTS
パルプモールドは、古紙などを主原料にした紙製の立体成型品です。
リブ構造により重量物の緩衝材としても対応可能で、包装緩衝材・各種容器として、幅広い分野で利用されています。梱包作業・物流・保管の効率化に貢献します。
紙の優しい風合いと凸凹とした素材感が、パルプモールドの個性と魅力を生み出します。「包む」「守る」「収納する」といった機能的役割に加え、紙素材でありながら立体物ができるため、アイディア次第でパッケージやプロダクトしても商品化され、その領域を拡げています。
私たちは、パルプモールドの価値を創造し、追求し続けます。
パルプモールドの特性 PULPMOLD PRODUCTS
- リサイクル可能、生分解性あり
- 使用済みのパルプモールドは、段ボール等と同様にリサイクルが可能で、廃棄が容易です。紙製のため、生分解性があり、土に還ります。
- 包装の簡易化・効率化に貢献
- 梱包材の組み立て作業が不要になったり、梱包工数の削減を実現することで、作業性が向上します。
- 通気性・吸湿性に優れる
- 紙本来の特性により、通気性や吸湿性があり、鮮度の保持や商品の保護に優れています。
- 積み重ねが可能で在庫スペースの削減可能
- スタッキングが出来るため、保管スペースを最小限にすることができます。在庫スペースの最適化が可能です。
- 製品の固定性・安定性に抜群の効果
- 複雑なリブ構造設計が可能なため、製品をしっかり固定することが出来ます。
- 古紙を原料とした環境対応製品(FSCリサイクル®認証取得)
- サスティナブルな製品づくりが可能です。パッケージやプロダクトの製作事例も増えております。
モールド製品の製造〜流通において、違法伐採された木を使用しない様管理を行い森林保護に取り組んでいます。
パルプモールドの製造工程 PROCESS FLOWCHART
原料
主に回収された一般古紙
などを原料とします。
溶解
水に原料となる古紙を入れ、
繊維状になるまで溶解します。
成形から乾燥
溶解した繊維を金型で抄き上げ成形します。
成形された製品を乾燥炉に入れて乾かします。
検品
規定の作業方法に基づき製品を一つ一つ丁寧に検品します。
二次加工(抜き加工・プレス加工)
二次加工を施すことで、製品の美粧性・寸法精度向上のご要望にお応えします。
梱包
検品が完了した製品は、規定の梱包形態に合わせて出荷します。
パルプモールド製作事例 PULPMOLD PAPER PRODUCT CASE
お客様から回収した紙資源をリユースすることが可能です。新たなパルプモールド製品として生まれ変わります。